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リノベーションとリフォームとの違いは?進め方から事例まで紹介

2023.11.05

リノベーションとリフォームの違いは?

不動産を購入して理想の住まいに変える方法として注目されているのが、「リノベーション」と「リフォーム」です。これらの言葉には微妙な違いがあり、正しい知識を持って選択することが重要です。今回は、リノベーションとリフォームの違いに焦点を当て、進め方から実際の事例までを詳しく紹介します。

リノベーションとリフォームの違い

リノベーションとリフォームは、住まいを改修する手法として広く知られています。その根本的な違いを理解するために、各手法の本質をみていきましょう。

リノベーションとはつくり変えること

リノベーションは、文字通り「つくり変えること」を指します。つまり、古くなった建物を快適な住まいに生まれ変えること。それこそが、リノベーションの目的です。

例えば、間取りの変更でリビングを広くしたり二重窓にすることで快適な住まいづくりが期待できます。

リフォームとはもとに戻すこと

対照的に、リフォームは「もとに戻すこと」を基本とします。つまり、既存の住まいを新しい設備等に改修することが、リフォームの目的です。

そのためリフォームの魅力は、手軽に住環境を最新にできる点です。水回りなど特定のエリアを改修することで、費用や手間を削減しつつ住まいの価値を高めることができます。

フルリノベーションとは全てをつくり変えること

フルリノベーションはリノベーションの一種で、外装を含めた建物全体を対象として全面的な改修を行います。古い間取りを解体しスケルトンにした上で、新しい間取りやデザインに変えることで、まったく新しい住まいにできます。

そのためフルリノベーションは、自分たち好みの生活を求める方に最適です。建物全体を一からデザインし、理想の住まいを実現することができるのが魅力ですね。

これらの違いを理解することで、自分の希望や予算に合わせて最適な選択をすることができます。次に、それぞれの手法のメリットとデメリットに迫っていきましょう。

リフォームとリノベーションの違い

住まいの改修において、リフォームとリノベーションは頻繁に使われる言葉ですが、その違いを正しく理解することは大切です。目的や工事の規模、住まいの性能において微妙な違いが存在します。さっそく掘り下げていきましょう。

 

リフォームとリノベーションの目的の違い

 

リフォームとリノベーションの最大の違いは、その目的にあります。しかし、これらの言葉には厳密な定義がなく、混乱が生じやすいです。では、具体的にどのような目的がそれぞれに関わっているのでしょうか?

リフォームとリノベーションの違いは一概に言い切れないものの、一般的に言えるのは、リフォームは既存の住まいを最新の設備をアップデートすることを目的とし、リノベーションは建物全体を再構築して新しい住まいを生み出すことを目的とします。

 

リフォームとリノベーションの工事の規模の違い

 

次に、リフォームとリノベーションの工事の規模に注目しましょう。

リフォームは一部分の改修から全体の室内環境のリニューアルまで、小規模から大規模まで様々なスケールで行われます。対照的に、リノベーションは建物全体を対象にするため、より大掛かりで包括的な工事が一般的です。

この工事の規模の違いにより、予算や手間、工期などにも大きな違いが生まれます。どちらの手法が自分のニーズに合っているのか、工事のスケールを考慮することが重要です。

 

リフォームとリノベーションの住まいの性能の違い

 

最後に、リフォームとリノベーションにおける住まいの性能に焦点を当てましょう。リフォームでは既存の構造を利用しつつ、新しい設備を取り入れることが一般的です。これにより、比較的簡単かつ手軽に住環境をアップデートできます。

一方で、リノベーションは建物全体をつくり変えるため、新しい住まいとしても期待できます。間取り変更による家事動線の効率化や生活空間の拡大など、現代の住まいにあわしてつくり変えることが可能です。

 

費用の違いについて、詳しくはこちらにまとめましたので、ご覧ください。

名古屋市内のリフォームとリノベーションの費用の違い

これらの違いを考慮しながら、自分の希望や予算に合わせて最適な選択を見つけることが大切です。次に、リフォームとリノベーションのメリットとデメリットに迫っていきましょう。

リノベーションのイメージ

リフォーム・リノベーションのメリット・デメリット

住まいの改修を検討する際、リフォームは築年数に応じて異なる良し悪しがあります。築浅の中古物件や築古物件をリフォームする場合に注目して比較してみましょう。

築5~10年程度の築浅の中古物件をリフォームする場合

比較的新しい中古物件をリフォームする場合、どのようなポイントに注目すべきか、具体的に見ていきましょう。

築浅の中古物件リフォームのメリット

 

築浅の物件をリフォームする最大のメリットは、設備がまだ新しいことです。これにより、傷んでいるところだけの改修で、理想の住まいを手に入れることができます。また、リフォームによって物件価値が上昇し、将来的な資産価値の向上が期待できます。

築浅の中古物件リフォームのデメリット

 

一方で、築浅の物件をリフォームする際には、まだ設備が新しい分、もったいない場合があります。また、新築に比べて築年数が進んでいるため、外壁などの将来的な修繕も考慮する必要があります。

築20年以上の築古物件をリノベーションする場合

建物や設備にガタが来ている物件が多いですね。この場合のメリットとデメリットも把握して、賢いリノベーション計画を立てましょう。

築古物件のリノベーションのメリット

 

建物によっては、間取りの変更も検討できるのが嬉しいポイント。設備や床材など傷んでいることが多いため、自分好みのリノベーションができそうです。さらに、物件金額は築30年超えていると土地の価格だけで購入できるようなケースもあり、総費用を抑えられそうです。

築古物件のリノベーションのデメリット

 

ただし、築古物件をリノベーションする際には、建物全体の工事が必要なため、費用や工期が比較的高くなる可能性があります。また、建物の構造が古いため、追加の耐震補修などが必要となります。計画段階でこれらをしっかりと見積もり、プランを練ることが大切です。

これらのメリットとデメリットを踏まえつつ、具体的なリフォーム計画を練ることで、理想の住まいを実現する一歩が近づくでしょう。賢い選択をするために、疑問や相談があればお気軽にお知らせください。

 

リビングリフォームの画像

リフォームとリノベーションの費用相場

住まいの改修を検討する際、気になるのが費用ですよね。リフォームとリノベーションそれぞれの費用相場を探りながら、理想のプランを描いていきましょう。

フルスケルトンにしたオーダーメイドリノベーションプラン

住まい全体を一からデザインし、オーダーメイドでリノベーションする場合、それに伴う費用相場はどの程度になるのでしょうか。まずは、フルスケルトンのリノベーションプランに注目してみましょう。

一戸建ての場合、1㎡あたり5~30万円前後が相場。基礎や柱を残して屋根・外壁も撤去するケースも考えられます。マンションの場合は、1㎡あたり5~20万円ほど。しかし、天井や壁などを撤去して間取りを変更するので、撤去費用などが追加でかかる場合があります。

既存の水回り設備を利用したリノベーションプラン

水回り設備の有効な利用でコストを抑えつつ、新しいプランを導入できます。例えば、キッチンやバスルームはそのままでリビングと隣の居室を一体化することで、広々としたリビング空間を実現することができます。

ちなみに、間仕切り壁を新設する場合は、1箇所あたり8~25万円ほどが目安となります。

水回り設備と内装変更のリフォームプラン

実は、水回りと内装を変更することで、一気に住まい全体の雰囲気を変えることができます。床材と壁紙とキッチンの3点を変更するだけなので、フルリノベよりコスパが良いです。

キッチンの改修

 

水回りの代表であるキッチンにかかる費用は、50~150万円の範囲内です。

浴室の交換

 

浴室の交換に必要な費用は、50~150万円ほどが目安です。

トイレの交換

 

トイレの交換にかかるコストは通常15~50万円程度です。ほとんど、70万円未満で収まりますが、タンクレストイレにすると、本体費用が3~5万円ほど上昇します。

洗面台のリフォーム

 

洗面台のリフォームの費用相場は、15~50万円程度で、一般的には20万円未満です。グレードが高いと50万円以上かかることもあるが、シンプルなものなら10万円以下に収まることもあります。

壁(クロス)のリニューアル

 

壁(クロス)のリニューアルの費用相場は、量産型が1㎡あたり800〜1,000円ほどです。ただし、デザイン性や機能性に優れた壁紙は、1㎡あたり1,000〜1,500円ほどとやや高額になります。

床の改修

 

床の場合は、既存のフローリングを同じ素材で上張りすれば、1㎡あたり1万〜1万4,000円ほどです。

リノベーションイメージ

リノベーションの基本的な進め方

新しい住まいでのスタートにあたり、リノベーションの基本的な進め方をご紹介します。理想の住まいへの道のりは4つのステップで構成されています。

新居へのお引越しまでの4ステップ

リノベーションの進行は、STEP1からSTEP4までの順序で行われます。各ステップでの具体的な手順を詳しく見ていきましょう。

 STEP1.中古物件探し&購入

 

最初のステップでは、理想の住まいとして選んだ中古物件を購入します。将来リノベがしやすい間取りや築年数を考慮するのがポイントです。不安や疑問があれば、専門の不動産エージェントに相談してみましょう。

STEP2.住宅ローン審査&契約

 

物件が決まったら、次は住宅ローンの審査と契約です。これは資金を確保する重要なステップ。しっかりと計画を立て、無理のない返済プランを考えましょう。また、金融機関とのコミュニケーションが大切です。条件や利率などをしっかり確認しておきましょう。

ローンについてはこちらをご覧ください。

住宅のリノベーションに使えるローン2種類を徹底比較!

STEP3.リノベーション設計&工事

 

契約が完了したら、いよいよリノベーションの設計と工事に移ります。ここでは、専門の建築士やデザイナーと協力して、理想の住まいのイメージを具現化します。計画の細部に気を配り、夢の住まいを実現させましょう。

STEP4.工事完成、引き渡し

 

最終ステップでは、リノベーション工事が完了し、新しい住まいに引っ越す準備が整います。工事が予定通り進行しているかを確認し、最終的な仕上がりを確認しましょう。そして、引き渡し日を迎え、新しい住まいでの生活が始まります。

リノベーション工事から引渡しまでの期間

引渡しまでの期間は、規模や内容によって異なります。通常、中古物件は2か月から4か月程度かかることがあるので、余裕をもった計画が重要です。工事の進捗状況を定期的に確認し、把握することも大切です。この辺りはリフォームやリノベーションの内容によって前後しますので、一緒に相談して考えていきましょう。

 

名古屋市でリノベーションのことなら原崎工務店 ThankDesignへ

原崎工務店(Thank Design)は、名古屋市守山区に拠点を構え、名古屋市外も含め多くのお客様のリフォーム・リノベーションを手がけています。ありがたいことに、不動産会社の営業の方からのご紹介も頂き、感謝しています。皆様から「原崎さんに頼んでよかった」とお声をいただけております。そんな私たちの特徴を3つにまとめてお伝えさせていただきます。少しでも魅力に感じていただけましたら、ご連絡いただけますと嬉しい限りです。あなたとお会いできるのを楽しみにしております。

1. 豊富な経験と実績

私たちは、不動産営業の方からもリフォームの専門家としての紹介も多く、不動産購入の流れを理解しながら快適な空間づくりを丁寧に進めていくことが得意です。これまでに600件以上の住宅を見てきた原崎がその場であなたのお悩みを解決します。

2. 丁寧な対応と臨機応変な対応

私たちは単なる工務店ではありません。リノベーションにおいては、デザインやコーディネートも欠かせません。建築士やデザイナーと連携し、外観から室内空間までトータルサポートしています。また、お抱えの職人さんも多数おり、現場の管理も丁寧に行っております。

3. お客様との密なコミュニケーション

理想の住まいを形にするためには、お客様の要望を正確に理解することが不可欠です。お客様との緊密なコミュニケーションを大切にし、工事を進めています。

先日喜んでいただけたお客様は木とコンクリートを融合させた雰囲気が好みでした。そのため、木の素材感を生かした天井のラワン貼りを提案いたしました。

このようなご要望や疑問があれば、ご要望に沿った提案を行います。どんどんお知らせください。

 

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